自分が買わないものを、ヒトが買うとは思えない。

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本日は、マーケティングコンサルタントの方との事業打合せでして。

その会話の中で出てきたフレーズです。

「自分が買わないものをヒトが買うとは思えない」。。

うーーーーん。。。。ちょっと考えさせられまして。

パッと聞いた瞬間は、全くその通り。と思った次の瞬間、でも、いやー絶対買わない。と私が思っている商品でも売れているものはあるので、必ずしもそうではないと。

さて、その間にはどんな違いがあるのかなぁというところですが。

前者。自分が買わないものをヒトが買うとは思えない。これは、何というか、自分が買ってよかったもの使ってよかったもの食べて美味しかったものは、当然、ヒトにも薦めますよね。そういう意味では、食べて美味しくなかったもの、楽しくなかったこと、楽しそうに思えないものを、ヒトに薦めるというのは、本能に反する事だと思うわけで。

ところが、世には、自分以外の多様な人たちがいて、違う価値観で過ごしているので、そういう人たちが、欲するものについては、自分が買わなくても、違う価値観のヒトが買う。という事は起こるわけですね。

でで。。。まぁこの2つのことは、概ね皆さん、ご納得いただけると思いますが、この場合、個人の行動として、自分に正直にいられるわけですが、これが、仕事となると。。。そうもいかないところが出てくる。。ということでしょうか。

自分が買わない商品を取り扱って、売っておられるヒトも勿論いらっしゃると思います。それを仕事だとけじめを付けて、そのプロフェッショナルとして、商品価値を理解し、その価値をお客様にきちんと届ける。職業人ですよね。

でも、それがどうしてもできないヒトもいる。

やっぱり、自分が素直に「価値」として認められるものを取り扱った仕事がしたい。

それが、仕事のやりがい的なものにつながったりしているのかなぁと思ったりしたところです。

それでは、組織として会社として、この辺りをどう整理するのか。

結局、本質に立ち返ると、組織のステートメントと個人のクレド的な事が、きちんと一致しているかどうか。というところにつながってくるのではないかと思います。組織の存在意義と、自分の存在意義の向かう方向が一致していること。

そこに、組織のメンバーとしてのやり甲斐やモチベーションを感じるのかなぁというところです。

ただ、本当に多様な現代にあって、総合的に事業を取り扱う場合、常にこの価値の一致が起きるわけでもないと思います。

取り扱う商品が、違うターゲット層に向けたものになっていることもあるでしょうし、今後も、日々変化する市場にどのように対応しながら、価値の形を変えながら、どのように市場に届けていくかということは、プロダクトマネジメントにおいて、必須の視点だと思います。

そうなると、やはり。

価値の多様性について、大きな目標やMISSION、存在意義をともにしていることを、組織に関わるメンバー同士が、相互に理解し、協力できる関係づくり、環境づくりを進めること。

こうした部分に、しっかりと取り組めないような組織は、市場からも、メンバーからも、投資家からもすぐに見放され、淘汰されていくでしょうね。

自分たちが新しいと思っていた事は、既に古く。やろうと思っていたことは、思っていただけで実現されておらず。

この矛盾したエネルギー、ベクトルを、それでも、きちんとひとつひとつ整理し、形にし、積み重ねることでしか、ヒトとヒトとを結びつけるエネルギーには、なり得ないという事でしょう。

 

話を戻します。。。。

 

自分が買わないものを、ヒトが買うとは思えない。

 

それは、価値そのもの以外にも当てはまることで、価値の届け方や、利益の上げ方、顧客との関係性の持ち方など、私達が生活するエリアの飽和したサービスの中で、選んでいただくための要素として考えられるすべての事を、素の自分で、「こうあるべき」「こういうお店が好き」「こういう払い方をしたい」と照らして、自分のお店は、自分の仕事はそうなってますか?一致してますか? という切り口から考えることは、提供する価値はどうあれ。

つまり、マーケティングの手法的に、何を選択するかという部分については、より確率の高い、生産性の高い、利益率の高い、効率のいい方法を選べるようにした方が、「お得」で、8時間の仕事を4時間でできてしまったら、あとの4時間は、もっと自由に使えるのになぁとか。もっと稼げるとか。遊びにいけるとか。

まぁ怠け心のおじさんは、そういう事を考えつつ。

事業がより効率よく目的を達成するためにも。

そのサービス・価値を受け取るヒトのためにも。

そのサービス・価値を提供するヒトのためにも。

事業が目的を達するまで続けられるためにも。

必要なことなんじゃないかなぁと感じるところでして。。。(*^-^)フフ♪